【愛玩動物看護師だより】 【 夏に気を付けたい夏の風物詩 】

 

 

こんにちは!

愛玩動物看護師の青木です!

 

夏が本番を迎え、朝夜問わず暑い日が続いています💦

 

熱中症には十分お気を付けください。

 

 

 

 

 

夏はたくさんのイベントがあり、最近はあちらこちらでお祭りが行われています!

 

しかし、ワンちゃんにとってのお祭りは楽しいものではない可能性があります。

 

 

 

 

最近のお祭りは規模が大きいので参加される人数も増えてきています。

 

そのため非常に混雑が予想されます。

 

たくさんの人混みの中、ワンちゃんが歩いていると不覚にも肢を踏まれてしまう事があります。

 

その他にも大勢の人につぶされてしまうなど、人混みはワンちゃんにとって大変危険な場所になります。

 

ただでさえお祭りは暗い時間帯にある事も多いので、色の濃いワンちゃんなどは暗闇に紛れてしまいやすいです。

踏まれた衝撃や潰されてしまったことにより『 骨折 』などの危険があります。

他にも屋台でいろんな食べ物が出展されていますが、落ちている食べ物の誤飲や、さらに怖いのが串や割りばし、爪楊枝などの『 誤飲 』です。

先が尖っているものの誤飲はとても危険ですので、ただちに動物病院にご連絡ください。

足元が見えづらい場所での誤飲は、食べたのか食べていないのかもわからない状態になりますので注意が必要です。

 

 

 

 

★★ そして一番気を付けて頂きたいのが『 花火 』です。

花火は人間にとっては夏の風物詩であり、観て感動する癒しや感動、デートなど思い出に残る大切な大事なイベントですね(*’ω’*)

しかし、ワンちゃんにとっては真逆のものになります。

 

 

 

 

ワンちゃんにとって花火の音は『 怖い音 』というイメージです。

 

 

犬の耳は人間よりも敏感になるので、『 ドーン 』という音や『 ヒュルルルル 』の音は理由もわからず急に鳴るとても大きい怖い音として判断されています。

その為、花火大会などではとてつもない『 不安 』や『 恐怖 』を感じます。

そしてその際に起こる問題点は『 逃走 』です。

大きい音に驚いてパニックになってしまい、リードが抜けてしまったり、抱っこから暴れて落ちてしまったりします。

他にも花火の音で不安を覚え、帰宅してからストレスによる『 食欲不振 』『 下痢 』『 嘔吐 』などの症状が出る子もいます。

 

 

 

 

 

上記の症状が出た場合は速やかに動物病院にご連絡下さい。

しかし、お祭りや花火大会は開催時間が遅いため動物病院が開いていない可能性もあります。

緊急で連絡のできる、会場の近くの動物病院を予めご確認ください。

 

 

 

 

一番は危険予知として危ない場所には連れて行かないようにしましょう。

 

 

もしも一緒に見たい場合は、、音の離れた場所から必ず目を離さず、暴れてしまっても落ちないような、逃げない場所で観覧しましょう。

おやつを一緒にあげながらだと、花火にあまり集中せずに見れるので良いかもしれません。

 

 

 

 

人間にとってはすごく美しい花火ですが、動物種が変われば毒にもなってしまいます。

愛犬の気持ちに寄り添って夏を過ごすようにしましょう(^^)/

 

 

怪我や病気には十分お気を付けください。

 

 

 

 

 

愛玩動物看護師 青木

 

 

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